2020.05.08 | 整備の報告

NA6・ラピッド取り付け(岐阜)

以前お仕事をさせていただいたお客様から近くの工場で車検を受けてからエンジンが重く全然吹け上がらなくなってしまったから見てほしいと連絡がありました。
車検時に何の整備をしましたか?とお聞きするとタイミングベルトやウォーターポンプなどを交換したとの事。お車を見ないと絶対とは言えませんがひょっとしたら?と後日お車が入庫。確かに吹け上がらない!タイミングライトで点火時期を見てみると全然ずれていました。
ヘッドカバー・タイミングケースを一部脱着しタイミングベルトを確認すると写真の通りEX側が2コマもずれていました。

タイミングベルトを外し、マーキングを合わせ直し調整して組み付けで完治です。

お車入庫時に、調子が悪いからラピッドの話をした訳ではありませんが、ラピッドが付いているデモカーと同じNA6でしたので乗ってみますか?と試乗してもらうと全然自分の車と違うと取り付けもしてと頼まれました。
まずはスロットルセンサーの交換ですが、NA6の場合はスロットルセンサーが全閉・全開のモードしか判断しない非常にプアな制御になっていますので、スロットル開度をフィードバックさせるためリニア式スロットルセンサーに交換。

その後、ラピッド本体・配線処理をおこないパソコンで確認。
02センサーの動きが悪く交換。走行テストをして再度確認し作業終了です。
デモカーの様にエンジンの回りも良く加速時の力もアップしました。(岐阜県海津市在住のお客様)

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