
NA6・タイロットの曲がり/アライメント/PW(岐阜)
NA6のお客様からラック&ピニオンブーツが破れているので交換して下さいと依頼を受けました。ラックブーツであれば日帰りで作業可能ですと後日入庫をしていただきました。ブーツ交換時にタイロットエンドを脱着するのでアライメント調整が必要になりますとお話すると、実は1週間前にタイヤ館でアライメント調整をしてもらったと話されその時のデーターを一応見せてもらいました。するとキャスター角の左右差が3°あるではないですか、これ以上調整が出来ないと言われそうです。嫌な予感がするなと思いつつ作業に入りました。するとタイロットを脱着した時点で予感的中!!!タイロットが曲がっているではないですかー。お客様にはタイロットの曲がりを確認してもらい「お車は入院です」とお預りとなりました。これがキャスター角の調整が出来なかった原因です。預けるのなら運転席側のパワーウインドが途中で止まってしまうので交換して下さいと追加作業をいただきました。
部品入荷後、タイロット・ラックブーツを交換しました。
最後にアライメント調整をしましたが、キャスター・キャンバーとも左右差もほぼゼロで調整ができまっすぐ走るようになりました。
追加作業となったPWレギュレータ&モーターの交換に入ります。内張り・ドアガラス・PWレギュレーター&モーターを脱着。
ブチル清掃をします。若干、黒い所がありますが塗装剥がれです。
ガイドレール樹脂カラーも粉々で原型がありません。樹脂カラー・ドアスプリングも同時交換します。
マルハPWレギュレータ&モーターに交換し、ガラス調整・ドアスクリーン・内張りを組んで作業終了です。(岐阜県可児市在住のお客様)